前回の衝撃的な出会い(マンガを見る)から、ラシクデザインで家を建てることを考え始めたエイコとタクヤ。
今日も色々な「家づくり、なんでそうなるの?」をテーマに設計士ワタナベと打ち合わせ。
家づくり初心者が、ラシクデザイン渡辺に切り込みます!
エイコ
32歳一児の母。本人は人見知りのつもり。出版社勤務(育休中)。趣味は断捨離とガーデニング
タクヤ
エイコの夫。亭主関白にあこがれる35歳。機械メーカーの設計担当。趣味はラジコン作り、ドライブ
今回のお題は…
「家づくりで後悔しないためには!」
エイコ
そういえば、家って三回建てないと理想どおりにならない、って言うわよね。
ウチは大丈夫かしら?
タクヤ
うん。会社の先輩も、奥さんから「ここはこうしたかったのに」「リビングが暗い」って文句言われるって言ってたなあ。家を建てたらケンカが増えたらしいよ。なんだか恐ろしいな……
(エイコ、怒らせるとコワイし)。
ワタナベ
ずばり、それは、設計図面と仕上がりのイメージのずれが原因ですね。
ワタナベ
一般の人には読み解きづらいはずの設計図を中心に、聞きなれない専門用語を使いながら打ち合わせが進んでしまい、なんとなくわかったつもりになったり、相手はプロだからとなんとなく任せてしまったりした結果、仕上がってみたらあれれ?ということになるわけです。
タクヤ
平面図を立体で理解するのは想像力に限界があるもんなあ。しかも、明るさは、設計図面じゃわかんないしね。
エイコ
あ、でも他の工務店に行ったとき、3Dで見せてくれたじゃない? あれならイメージずれないんじゃない?
ワタナベ
確かに、平面図よりは3Dの設計図の方がわかりやすいですが、自分の目線で空間をとらえることはできないので、どうしてもずれは生じます。
その点、バーチャルリアリティーなら、原寸大の空間をご自分で確認しながら、家づくりを進められますので、おすすめです!
タクヤ
あ、前に見せてもらったVRゴーグルですね!
エイコ
確かに、これなら実際に建物の中にいる感覚で確認できるから、わかりやすいわよね!
ワタナベ
「お客様が本当に建てたい家を建てる」には、家を建てる前に予想とずれていないか「絶対にわかる」必要があります。ラシクデザインではそんな設計打合せが必要だと考えて、この方法にたどり着いたんですよ。
タクヤ
だから“失敗しない”んですね。これがあれば、安心だ!
ワタナベ
VRは道具にすぎません。打ち合わせする際に、お客様もわかったふりをしないことも大切です。やりたいこと、意見、疑問はそのままにしないでどんどんぶつけてください。
エイコ
本当になんでも聞いていいんですか?
ワタナベ
大丈夫です。一緒になって少しでも想いを実現できるよう考えてますので相談してください。見た目のかっこよさだけでなく、使い勝手や、構造強度、メンテナンスなど、そういったことも一緒に話し合いましょう!
タクヤ
確かに、長く住む家なんだから、そういうこともしっかりわかって決めないといけないな。
エイコ
でも、雑誌やインスタグラム、ネットなんかを見ているとつい、あれもいいな、これもいいなって悩んじゃうのよね。
ワタナベ
いいんですよ! 家は大きな買い物です。後で後悔するより、先に悩んでおくべきなんです。
タクヤ
おお~~っ! そうか。変な遠慮で、家づくりが失敗したら取り返し付かないもんな。
エイコ
質問していいんだって思ったら、家づくりのこと、勉強してみようかなぁって思えてきた。ふふふ。
ワタナベ
家づくりへの興味が、より具体的になったようですね。これこそ、理想の家づくりの大切な第一歩なんですよ。
エイコ
失敗しない家づくり、頑張るわ!
タクヤ
うん、理想の家づくり、頑張ろう!
今回のまとめ
ズバリ、出来上がりがずれるということは、設計段階で依頼する人と設計士のイメージがずれているということにつきます。
こんなことがあったら要注意!!
- 平面図面と内装カタログだけの説明
- 専門用語連発の説明
- できないことの理由を説明しない
- 設計士や工務店のこだわりや強みを説明しない
- 採用工法の説明がない
- 構造材や造作材の説明がない
- 設計士より営業マン主導で打合せが進む
良い設計士や工務店を選ぶポイント
予算の中で最大限希望が叶う提案をしてくれるかどうかを見極めよう。